
仕事で上司と合わなくて困っています。自分と同じことを感じている人はどれほどいるのでしょうか?また、仕事で上司と合わないときの対処法を知りたいので、教えてください。
今回は、上記の疑問に答えていきます。
- 仕事で上司と合わないと感じるきっかけがわかる
- 仕事で上司と合わないと感じたときの対処法がわかる
- 仕事で上司と合わなくて限界を迎えたときに取る行動がわかる
仕事中に上司と合わずに苦労して、仕事を辞めようと思った経験をした人も多いと思います。
しかし、辞めずに続けてた挙句、ストレスを抱える毎日を送っていませんか?
そこで今回は、仕事中に上司と合わないと感じたときの対処法や限界を迎えたときに取る方法を解説していきます。
この記事を書いている僕は、過去に3年ほどパワハラに悩まされて転職をした経験があります。
この記事を読めば、「状況を変える方法や今後に行動すべきことがわかる」ので、ぜひ最後までご一読ください。
仕事で上司と合わないと感じる人は多い?


仕事で上司と合わないと感じたことがある人は、実際にどれほどいるのでしょうか?
下記の画像は、株式会社マイナビが運営をしているマイナビニュースの会員500人に「合わない上司との付き合い方」などを聞いた結果です。


500人のうち約8割以上(400人以上)が上司と合わないと感じたと返答しています。
つまり、上司と合わないと感じることは決して間違っていなかったことがわかりますね。



8割は予想以上の結果でした…。400人以上が上司と合わないと感じているので、むしろ普通のことなのかな?と思ってしまいたくなりますね。
仕事で上司と合わないと感じる5つのきっかけ


僕が、仕事中に上司と合わないと感じた主なきっかけをご紹介します。
- パワハラやセクハラをしてくる
- 仕事の振り方が雑
- 求められていることがわからない
- 感情的な態度が多い
- 性格がそもそも合わない
体験談を交えつつ、解説をしていきます。
パワハラやセクハラをしてくる
パワハラやセクハラをしてくる上司がいたら、単純に嫌ですよね。
僕も20代前半の頃、当時働いていたお店の転職から「お前、ふざけるな!」や「もう帰れ!」などのパワハラを受けていました。
また、同僚の女性はセクハラを受けて退職していました…。
パワハラやセクハラは日常茶飯事となっていることも多いので、注意が必要です。
自分の考えを押し付けてくる
仕事には、様々な取り組み方があるため、相違が出てくるのは当然のことです。
しかし、自分の考えを押し付けてくる上司がいると、「この人とは合わないな」と感じてしまうことがあります。
僕自身も、「もっとこうすれば仕事が早く終わる」と思っていながらも、やり方が気に食わなかったのか、上司から「このやり方でやれ!」と一喝されました。
人それぞれ仕事に対する取り組み方が違うのはわかりますが、押し付けてくるのは嫌になりますよね。
求められていることがわからない
上司から求められていることがわからないと、どのように仕事をしたら良いのかわか良いのかわかりません。
例えば、「それやっといて」や「この資料をまとめておいて」などと曖昧な指示を出す上司の場合、具体性がないので仕事をする側は非常に困ってしまいます。
僕も以前、資料をまとめて上司に持っていったのですが、「これは俺が求めているものと違うからやり直し」と言われて、作り直したことが多いです。
具体的な指示がなく求めていることがわからないと、この上司とは合わないからやりにくいとなってしまいますね。
気分で態度が変わる
その日の気分によって態度が変わる上司がいると、コミュニケーションを取るのが大変です。
上司の様子を伺いながら毎日のように過ごしてしまうと、精神的にも限界を迎えて上司の気分に合わせて仕事をしたくないとなってしまいます。
僕が過去の経験で特にびっくりしたのは、昨日までニコニコの笑顔で仕事していたのに、翌日になると不機嫌そうな顔仕事をしていたことです。
不機嫌そうな顔で仕事をしていたときに、僕はパワハラを受けることも多かったですね。
性格がそもそも合わない
そもそもの性格が合わない上司と仕事をしていると、「もう一緒には仕事ができない」となってしまうことがあります。
結局のところ、他人同士の集まりでそれぞれ仕事に対する価値観があるので、性格が合わないのはよくあることです。
例えば、AとBという仕事のやり方があって、上司はAを選び、自分はBを選ぶことがよくあり、「本当に合わないな…」と感じることがありました。
その度にストレスやイライラが溜まってしまうので、限界を迎えてしまうのは必然なのかもしれません。
仕事で上司と合わないと感じたときの対処法6つ


仕事で上司と合わないと感じたときの対処法6つを紹介します。
- 上司と直接話す
- 相談窓口を利用する
- 仕事だと割り切る
- 上司に合わせる
- 自分に原因がないかを探る
- 結果を出す
自分の中でやりやすい対処法を選んで、実践していきましょう。
上司と直接話す
時とタイミングをみて、上司と直接話してお互いの考えを伝えることで状況が良くなることがあります。
話すことで得られるメリットは以下の通りです。
- 考えを知ることができる
- 求めていることがわかる
- 自分の思いを伝えることができる
腹を割って話すまでは行かなくてもOKですが、コミュニケーションを取ることである程度の擦り合わせが可能です。
僕も以前、上司と話して考えを知ることができ、「合わないと思っていただけだった」という勘違いをしていたことがありました。
話す機会があれば、ぜひ話してみることをおすすめします。
実際に上司と話してみてバカバカしいと感じたら、下記の記事も併せてチェックしてみてください。
≫仕事がバカバカしく感じてしまう原因とおすすめ対処法5つを徹底解説



話すときのポイントは、自分の考えを一方的に話すのではなく上司の話を引き出して賛同しつつも、さりげなく自分の考えを伝えることです。自分の意見を話す場として考えないようにしましょう。
相談窓口を利用する
パワハラやセクハラを受けていて社内に相談窓口がないときは、相談窓口を利用しましょう。
例えば、厚生労働省が提供している「あかるい職場応援団」という、相談窓口を紹介しているWebサイトがあります。
パワハラやセクハラだけでなく、メンタル面のケアまでも無料で行ってくれます。
1人で悩む必要はないので、パワハラやセクハラを受けて困っているときは、相談窓口を利用することをおすすめします。
仕事だと割り切る
合わない上司がいても、仕事だと割り切れることができれば気にしなくなります。
なぜなら、「仕事とプライベートの切り替えることでストレスを発散できているから」です。
また、仕事だと割り切ることで以下のようなメリットがあります。
- 仕事で悩むことが減る
- イライラすることが減る
- プライベートが充実する
僕も仕事だと割り切るようになってから、イライラすることが減りストレスを抱え込むことがなくなりました。
仕事だと割り切るためには、プライベートとの切り替えができてこそなので、うまく切り替えができない人は、下記の記事を参考にしてみてくださいね。
≫仕事とプライベートを簡単に切り替える5つの方法【原因と対策付き】
上司に合わせる
自分の意見や考えは持ちつつもストレスを溜めないために、上司に合わせてしまうも1つの方法です。
上司に合わせることで振り回されてしまう可能性がありますが、怒られることが減るので精神的にも楽な状態で仕事ができます。
また、上司が気に入ってくれることもあるので、そうなれば昇進できる可能性が今までより上がるかもしれません。
しかし、人によって上司に合わせることに対して意見が分かれるので、やるかやらないかの判断はお任せします。



仕事だと割り切れる人であれば、上司に合わせてしまうのが楽かもしれません。考えながら仕事をする時間も減りますし、指示をこなすだけでOKなので。僕はストレスを抱えたくなかったので、上司に合わせて仕事をしつつ、終わったらプライベートを楽しんでました。
自分に原因がないか探る
上司と合わないと感じる原因は、上司だけではなく自分にも原因があるかもしれません。
例えば、以下のようなことが原因となっている可能性があります。
- 日頃の言動
- 仕事の成績
- 勤務状況
上司からよく思われていない場合には、仕事の振り方が雑だったり、求めていることを明確に伝えていない可能性があります。
思い当たる節があるのであれば、少しでも改善することで状況が良くなりますよ。
結果を出す
仕事のやり方や取り組み方で合わないと感じている場合は、仕事で結果を出すと自分の意見も通りやすくなります。
なぜなら、「結果を出すことで文句を言えない状況を作ることができるから」ですね。
また、結果を出すことで自分の実績としても利用できるので、転職や独立もしやすくなるメリットがあります。
しかし、注意しなければいけないのは、上司に結果を奪われてしまうことです。
そうなると、自分が出した結果として見られなくなってしまうので、会社の状況を踏まえて仕事をするようにしましょう。
仕事で上司と合わなくて限界を迎えたときは離れる選択もアリ


仕事で上司と合わなくて限界を迎えてしまったときは、離れる選択をするのもアリです。
限界を超えてしまうと、うつ病やノイローゼといった病気を患ってしまう可能性があるので、無理は禁物ですよ。
上司と合わなくて逃げるのは甘えではありません
上司と合わなくて会社を辞めたり転職しようとすると、「逃げるのは甘えなのでは?」と考える人が多いです。
しかし、逃げるのは甘えではなく、むしろ正しい選択をしています。
病気を患ってしまっても生活を保障してくれるわけではありませんし、人生はこれからが長いです。
例え、「上司から会社を辞めるなんて甘えだ」と言われても、それはただのパワハラなのでスルーすればOKなので。
大切なことは、自分の人生を歩むことだと僕は思います。
離れても合わない上司がいる事実は覚えておこう
過去に8回転職をした僕の経験からお伝えすると、「転職をしても合わない上司がいる事実は覚えておきましょう」ということです。
会社には様々な価値観を持った人たちが集まるので、合う人がいる会社をピンポイントで探すのはむずかしいです。
そのため、ミイダス
少しでもミスマッチを減らすことができますし、入社後のギャップをなくすことができるので。
転職するときは、転職サイトと転職エージェントを併用しよう
上司と合わなくて転職するときは、転職サイトと転職エージェントを併用するようにしましょう。
なぜ併用するべきなのかについては、転職サイトと転職エージェントは併用可能【2〜4社の併用がマスト】で解説をしているので見てほしいのですが、併用するメリットは「お互いのデメリットを補えるから」です。
僕も転職するときは、基本的に2〜4社ほどの転職サービスを利用していました。
転職サービスによって得意・不得意がありますし、業界や会社の情報を聞けるので、転職を考えている人は、転職サイトと転職エージェントの併用を検討しましょう。
過去8回の転職を経験した中で、僕がおすすめする転職サービスを下記の記事で紹介しているので、よかったら見てみてくださいね。
≫【対応◎】求人の幅が広いおすすめ転職サイト&転職エージェント9選


まとめ
仕事で上司と合わないと感じる主な理由は、以下の5つです。
- パワハラやセクハラをしてくる
- 仕事の振り方が雑
- 求められていることがわからない
- 感情的な態度が多い
- 性格がそもそも合わない
また、合わない上司がいたときのおすすめの対処法は以下の通りです。
- 上司と直接話す
- 相談窓口を利用する
- 仕事だと割り切る
- 上司に合わせる
- 自分に原因がないかを探る
- 結果を出す
できそうな対処法から、はじめてみてくださいね。
もし、上司と合わなくて限界を迎えているのであれば、転職することをおすすめします。
転職しても合わない上司がいることもありますが、今の苦しい環境から離れられるので精神的にも楽になるはずです。
僕が過去に8回転職をしたときに利用した転職サービスは、下記の記事で紹介しているので良かったらみてみてくださいね。


それでは、また。